戦闘機ゼロ戦の翼にも使われた軽量かつ固いアルミ合金
超超ジュラルミンという金属は、日本が戦争時に実用化しました。
使われたのはゼロ戦の翼です。
軽くて強い金属を使って軽くすることは車でも肝心なことですが、
戦闘機ともなれば、運動性能や行動距離など、
戦略を左右しそうな大事な要素に、直接影響します。
それまでの飛行機に使われてきた超ジュラルミンを研究し、
それを進歩させた超超ジュラルミン。
それがゼロ戦主翼の構造材として使用されました。
それから時が経ち、
BBSがその超超ジュラルミンを使った
車用軽量ホイールを2011年から提供しています。
ジュラルミンというのはアルミ合金の中で一番固い金属で、
アルミニウムに亜鉛やマグネシウム、銅を混ぜるのですが、
均一にジュラルミンへと変化させることが難しく、
これまで量産化されませんでした。
その生産をBBSが製作に成功し、
世の中に先駆けて車用ホイールとして製品化したというわけです。